私の出産と犬の出産

「一度は産める人は産んだ方がイイ」と勝手なことを
人々にオススメしている私は
なにをかくそう、人間の子供を産んで
「人生観」が変った一人であった。

子供は得意ではない。
はっきりいって苦手なほうである。
でもなぜか昔から子供に好かれてしまう。
お年よりは大好きだ。
(私がおバーちゃん子だったからか?)
老人ホームでボランティアもしたことがある。
いまだに年寄りにはモテモテだ。
D
おまけに私もかなり近ずいてきているのかもしれないが。
異性からは虫けらのように嫌われていた。
「生意気な女」と思われていたらしい。
でも真実だからしかたがない。

そんな私が結婚をした。
いまだに私の事をよく知っている人間達は信じてくれない(涙)
優しい友人たちは口をそろえて同じことをいってくれた。
「え?相手は人間?」

子供を作る・・・なんて夢にも思わなかった。
適当につくろーと適当な私は適当に考えていた。
「バチ」はやってきた。
避妊ピルを飲んでいたが結婚式を境にやめる。
「飲まなくなって、一年くらいは妊娠しない」と
話に聞いていたからだ。
大ウソだった。
すぐに妊娠をしてしまう。

「おめでた」と云われなぜか、犬の出産シーンが
頭の中をグルグルまわっていた。
嬉しかったのか?
どんな気持か考えるヒマもなく吐きまくった。
「恐怖のつわり」が私を襲う。
たぶんこの世で私ほど重症なツワリを経験した人間はいないはず。
A

吐いているか、寝ているかの生活が続いた。
このころはグルーミングの仕事はしていなかった。
うちの留守番電話のセリフも
「ボクはいません。
カオルはトイレで脳みそが出るほど吐きまくっているので
電話にはでられません。

おかけなおしください」
になっていた。

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